歯科用拡大鏡

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写真のメガネがなんだかおわかりでしょうか。

これは「拡大鏡」といわれるもので、その名の通り物を拡大してみるメガネです。

アメリカだと学生実習でも当たり前のように使われるものですが、日本ではまだメジャーではないでしょう。

私は3倍のを使用しているんですが、裸眼で治療するのとは見える世界が変わってきます。

私が初めて拡大鏡を手に取ったのは、卒後1年目。

当然拡大して見える範囲は限られますから、少し頭を動かしただけで見たいところがみえなくなったりして、自分には使えないと思い購入しませんでした。

その後4年くらいしてからでしょうか、学会で再度発見し一度試しにつけてみると、ものすごいよく見えて驚きました。

おそらく、卒後1年の私のレベルでは使いこなせなかったのでしょう。

さっそく購入し、今ではお口の中の検査、むし歯治療、歯の根の治療、歯石除去、親知らずの抜歯などなど、ほぼすべての治療で使用しています。

もう8年くらい使ってるでしょうか。

つけないで治療するのが難しいくらい、体の一部となっています。

さらにこのライトもオペ室で使うライトと同じくらいの明るさ。

拡大鏡は10倍くらいまで出てると思います。

その用途により使用するべき倍率も変わってきます。

ただなかなか高価な機材になるので、タイミングを見て高倍率の物を購入したいと思っています。

湘南つばめ歯科
院長 松崎 等

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