デンタルフロスとは糸を指に巻いて、歯と歯の間の歯垢をとる道具です。
しかし、デンタルフロスをうまく指に巻けない方や奥歯の歯と歯の間に入れられに方には糸ようじがおすすめです。
糸ようじは初めからデンタルフロスが使いやすいように、ホルダーに巻かれていて歯と歯の間の歯垢をとる道具です。
(以下、糸ようじにデンタルフロスも含む)
実際に使用してみると…面倒ですよね(T-T)
しかし!!!
ほとんどの虫歯や歯周病は歯と歯の間から始まるのです!
歯ブラシだけでは歯と歯の間の歯垢は取り除く事が出来ません…
糸ようじを使う事によって
最も歯垢を取った方がいい、歯と歯の間を磨く事が出来ます(^_^)
そして、他にも利点があります!!
★口臭予防
歯垢が多く残る場所は歯と歯の間の隙間です。
残った歯垢が発酵し口臭になります。
糸ようじを使った後臭いを嗅いでみてください。
臭ければ今までその臭いが口の中で口臭を発生させていた原因です。
★詰め物の劣化チェック
銀歯やプラスチックは劣化しやすい材料です。
糸ようじを入れた時に以前のつめものが引っかかったり、糸がほつれる場合は劣化や詰め物の隙間から虫歯が始まっている場合があります。
また、糸ようじで取れてしまうような詰め物は取れかかっていた詰め物です。
糸ようじで劣化している詰め物を確認することもできます。
★歯周病予防
糸ようじを歯と歯の間に入れて血が付いてくる場合は歯周病の可能性があります。
特に歯と歯の間は歯周病が進行しやすい場所です。2週間程度毎日糸ようじを使っても出血してくる場合は歯医者に相談してください。
寝ている間は虫歯菌や歯周病菌が最も繁殖し、病気が一番進行する時間帯です。
寝る前に糸ようじで歯と歯の間の歯垢を取っておくことは虫歯や歯周病予防に効果的ですので、おすすめ致します(^_^)
湘南つばめ歯科 N