色が変色せず、汚れが付きにくいセラミック修復。
審美治療では当たり前に使われる素材です。
ただ、セラミック修復といっても、裏打ちが金属で表面にセラミックが焼き付けてある物、ジルコニアの上にセラミックが焼き付けてある物、セラミックを技工士さんが盛り足し焼成して作る物、セラミックを高温で溶かし、圧力をかけプレスし整形する物など様々です。
当院では、1本の歯を治す時には、e-maxというニケイ酸リチウムガラスセラミックスを使ったプレス型のセラミックを多用しています。
e-maxは今や多くの歯科医院の審美治療で多く使われるセラミックで、400Mpaという強度を持ち、この上に技工士さんがセラミックを盛り足すと本当に綺麗なかぶせ物ができます。
先日研修会に参加し、「LiSiプレス」というプレス型のセラミックが発売されたのを知りました。
こちらはリチウムシリケートガラスセラミックスを使ったもので、e-maxよりも硬い450Mpa。
奥歯など力が加わる部分で特に有効ではないでしょうか。
メーカーの方からお話しをいただき、今回患者様に説明して初めて使わせていただきました。
後日装着予定ですが、完成品を見ると見た目も大変綺麗で今から楽しみです。
湘南つばめ歯科
院長 松崎 等